トイレ掃除の盲点は床
トイレ掃除では、どうしても床の掃除がおろそかになりがちです。トイレ掃除はなんといっても便器がメイン。便器がピカピカになると掃除終了という具合です。
しかし、あなどることなかれ、トイレの床は見た目では判断できませんが、かなり汚れていて、汚れの温床なのです。汚れの原因にあげられるのは尿の飛び散りです。
ある調査によると、「1日2300滴、便器の半径50センチ四方に尿が飛び散る」ということです。これ、1日にです!衝撃の事実ですよね。
床掃除をしないで、トイレ掃除ができたとは、いや、床掃除をしなければ、トイレ掃除ということなかれ!ですよね。目に見えず蓄積するなんて、厄介きわまりない。
でも、そうは言うものの、メインの便器に比べれば、頑固な汚れで取れないというようなものではありませんから、トイレ掃除の都度、こまめに洗剤で拭き掃除をしたり、
尿の飛び散ったところは、ペーパーですぐに拭いたりすれば、床の汚れの蓄積もかなり軽減されるので、ここはに臆せずに頑張りましょう。
また、トイレの床は、クッションフロアやフロアタイルなどのビニール系素材が多く使われていますが、近年は意匠性の高いフローリングを使用している家庭も見られます。
フローリングを使用している場合、日常的なこまめな掃除のうえに、ワックスがけが必要です。このように、トイレ掃除は、床の素材にも注意して適切な掃除をしましょう。